キャンプでたき火してみたいなぁ。
キャンプでライターやマッチを使わずに火起こししてみたいなぁ。
ライターやマッチを使わない火起こしは初心者には難しいかなぁ。
そんなたき火をしてみたい皆さんに、初心者でも出来るブッシュクラフト火起こしの方法を解説します。
この記事ではライターやマッチ以外の火起こしの道具を紹介しつつ、実際にどうやって火を起こすのか具体的に説明しています。
この記事を読むことで、火起こしの方法を理解し、初心者でもライターやマッチ無しで火起こし出来るようになります。
用意する道具
メタルマッチ 100円~
薪 500円~
たき火台 1,000円~
※価格はイメージです。
ナイフ
ナイフでバトニンクという技術を使い薪を割っていくので、ナイフは刃こぼれしない丈夫で地厚なものを選びます。いろんな種類がありますので自分の好みに合ったものを選びましょう。
筆者は初心者でもリーズナブルで扱いやすい、モーラナイフを使ってます。
メタルマッチ
別名ファイアスターターといいます。可燃性のマグネシウムの棒をストライカーという金属の板で擦って火花を起こして火を付けます。ネットでも買えますし、たまに100均にも売ってたりしますが、初心者の方は火花が起きやすい太いマグネシウムの棒がお薦めです。
薪
本当は自然に落ちている枝を使うのですが、自然の木は水分を多く含んでいるのでなかなか火がつきにくいので、よく乾燥している薪を使いましょう。
出来れば着火しやすい、杉や松などの針葉樹がお薦めです。
たき火台
キャンプ場は殆どが直火禁止です。
なので、たき火台が必要になります。
たき火台は色んな物が出ていますが、今回はブッシュクラフトによるたき火の練習で使いますので、先ずコンパクトなものを購入して、慣れてきたらお気に入りの物を揃えていきましょう。
メタルマッチで火を起こす方法
薪をバトニングで割る
先ずは薪をバトニングという技術で割っていきます。薪を立てて、その上にナイフを真横にセットし、ナイフの背を他の薪などで叩きます。ナイフを斧代わりに薪を縦に割っていきます。
その際、下記ぐらいを目安に割ってください。
親指ぐらいの太さ 10本位
その倍の太さ 5~6本
たき火台を準備
薪を割り終わったら、たき火台を準備します。
たき火台の上に、先ほど割った薪を井げた状に積み上げていきます。
一番下から親指位の太さのものを3段。その上にその倍の太さの薪を積み上げます。
フェザースティック作り
フェザースティックとは木を着火しやすいように薄く削ったものです。カンナのようにナイフで薄く削っていきますが、最終的に鳥の羽の様になる為、フェザー(羽)スティックと呼んでいます。
先ほどバトニングで細く割った薪をナイフで薄く削っていきます。ナイフの刃を薪の角に押し当てて、刃が食い込みすぎないようにナイフをカンナの様にして削ります。
ナイフが薪の端付近まで来たら削るのを辞め、これを何回か繰り返すとフェザースティックが出来ます。
メタルマッチで着火
先ほど作ったフェザースティックを平らな所に置きます。
フェザースティックのフェザー部分中央に上からマグネシウムの棒を押し当てるようにします。
そのマグネシウムの棒を、ストライカーで軽く力をいれながら擦ります。
その際火花が出ますので、フェザースティックのフェザー部分に火花が飛ぶように何回も擦ります。
これを何回か繰り返すと、フェザースティックに着火します。
初めの内はなかなか着火しないと思いますので、お家で練習しましょう。
大きな薪に火をつける
フェザースティックに着火したら、前もって井げた状に組んでおいた薪に火を付けていきます。
すぐには火は移らないので、フェザースティックを最低3本以上投入し、薪に火がしっかり着くまで火が消えないようにしましょう。
この際、フェザースティックを作った際に出る木屑を上からふりかけると、更に燃やし続けることが出来ます。
井げた状に組んだ薪に火がしっかり着けば、その上に大きな薪を置いておくだけで火が移ります。
これで、後は火を絶やさないように、薪をくべていけば無事たき火の完成です。
まとめ
「ブッシュクラフト火起こしの方法」いかがでしたか?
意外と簡単に出来そうじゃないですか?
せっかくキャンプをするなら、少しだけ本格的にたき火をすると、より一層アウトドアライフが楽しくなりますよ。
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