日本のサラリーマンはお給料が低い話【他の先進国は2割増】

日本のサラリーマンはお給料が低い 仕事

仕事量の割にはお給料低いよなぁ。

お給料最近ほとんど上がってないよ。

なんでこんなに自分のお給料って低いんだろ?

そんな、お給料に不満を感じているサラリーマンの皆さんに、お給料がなぜこんなに低いのか解説します。

この記事ではお給料が増えていない現実について解説しつつ、今後どのように行動していけば良いのか具体的に説明しています。

この記事を読むことで、なぜ自分の収入が低いのかを理解し、会社との向き合い方や今後の身の振り方を考えられるようになります。

日本のサラリーマンは収入が低い

日本のサラリーマンはお給料が低い

サラリーマンの皆さん、自分のお給料が低いことに気付いてますか?

不景気が続き会社の業績が良くないからお給料が上がって無いだけだと何となく思っていませんか?

実はこの20年間、主要先進国の中で平均収入が増えていないのは日本だけって知ってましたか?

先進国平均収入比較
金額単位:US$

世界経済開発機構によると、日本以外の先進国は20年前と比較して平均収入がほぼ2割増で増えています。

それに対し日本は横ばいでほとんど増えていません。

お隣の韓国は3割以上も増えており、なんと日本を抜かしつつあるんです。

本当はもっとお給料は貰ってもいい

お給料をもっと貰ってもよい

なぜ日本のサラリーマンの収入は増えないのでしょうか?

そもそも、日本のサラリーマンはもっと貰ってもいいはずなんです。というのも、会社にはお金が余っているからなんです。

内部留保って知ってますか?

会社の純利益から税金や配当金、役員報酬などを差し引いたものをいいますが、要は儲けたけど使っていない残りのことです。

実は日本の会社の内部留保は増え続けています。20年前に130兆円だったものが、2018年には460兆円となっています。330兆円も増えてますが、これって日本の一般会計国家予算の3倍もあるんです。

もちろんこの全てを現金で持っているのではなく、設備投資や研究開発等に回していくわけですが、人件費に回すことに対しては消極的な企業がほとんどなんです。

バブル崩壊からとっくに業績は回復しているのに、従業員には還元せずにお給料をちゃっかり抑制しているんです。

日本のサラリーマンは会社にいいように使われているだけだということに、そろそろ気付いた方が良いかもしれません。

なぜお給料が増えないのか?

なぜ日本のサラリーマンはお給料が低いのか?

バブル崩壊後、ほとんどの会社が成果主義を導入しましたが、気付けばお給料は全然上がらない状態に皆さんなっていませんか?

実は名ばかりの成果主義によって、会社に都合よくみんなのお給料が低く抑えられているのが現実なんです。

更に追い討ちをかけるようですが、サラリーマンのお給料は今後も増えない可能性が高いです。

というのも「働き方改革」の一環で2020年4月より「同一労働同一賃金」が施行されます。

これにより非正規社員であっても正規社員と同じ仕事をしていれば、お給料を上げる必要が出てきます。そうなると、今後正社員はお給料が上がらないどころか、減る可能性すら高くなってくるんです。

結局サラリーマンが損をする

結局サラリーマンが損をする

働き方改革でやろうとしていること自体は悪いことだとは思いません。

ただ会社がそれで生まれ変わるのだとしたら、その時に痛みが伴うということです。そしてその痛みは会社が負うというよりは、結局サラリーマンの皆さんにしわ寄せが来るということなんです。

会社は利益を出し続けるために、お給料のバランスを取ろうとしますので、このまま会社に何も考えずにぶら下がっていると大変なことになるかもしれません。

みなさんも、その会社で本当にやりたかったことをさせて貰えていないのなら、お給料を十分に貰っていないのなら、早く見切りをつけるべきかもしれません。

最悪の事態に備え、自分の身は自分で守ることが大事です。その為にも「個人で稼ぐスキル」をしっかり身に付けていざというときに備えておくことが大事です。

→個人で稼ぐスキルは「サラリーマンこれからの生き方」で詳しく解説しています。

まとめ

「日本のサラリーマンはお給料が低い話」いかがでしたか?

日本のサラリーマンのお給料が低く抑えられている現実がご理解頂けたかと思います。

そしてこれからもサラリーマンのお給料は増えそうにありません。

大事なのは、この悲しい現実から目を背けずに自分の人生を見つめ直して対応していくことです。

もはや会社は昔のようには守ってくれません。自分の人生は自分で守っていきましょう。

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