中堅サラリーマン【出世は割に合わない話】

出世は割に合わない 仕事
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出世はしたいけど、仕事が増えるのは嫌だな。

今の時代、出世って割に合うのかな?

会社で出世出来ない未来が濃厚になってきたけど、この先どうしよう。

そんな、出世に悩む中堅サラリーマンの皆さんに、サラリーマンの出世事情について解説します。 

この記事では、なぜ無理に出世する必要がないのかその理由を解説しつつ、今後どのように行動していけば良いのか具体的に説明しています。 

この記事を読むことで、今の時代は出世が割に合わないことを理解し、今後のサラリーマン人生を見つめ直すことが出来るようになります。

出世は割に合う?

出世は割に合う?
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この記事では中堅サラリーマンが最も気になるであろう出世事情について解説します。

中堅サラリーマンの皆さん、出世についてどう思いますか?

何がなんでも出世してやるといった野心の塊のような方もいれば、出世したくてもなかなか出世出来ないという方、管理職になるのが嫌で嫌で出世したくない方、色んな方がいるかと思います。

サラリーマンの出世には、メリット・デメリット両方の側面がありますよね?

出世するメリットは、お給料が上がる、会社で有利な立場になる、社会的地位が上がるといったものがあげられるかと思います。

逆に出世するデメリットは、仕事が忙しくなる、したくない仕事が増える、仕事の責任が増えるといったことがあげられるかと思います。

このメリットとデメリットを両天秤にかけて、割りに合うかどうかが判断の分かれ目だといえます。

それではこれから先の時代、中堅サラリーマンにとって出世は割りに合うのでしょうか?

中堅サラリーマンは出世が更にしにくくなる

出世競争が激しくなる
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1つ言えることは、これからの時代は中堅サラリーマンにとっては、間違いなく不利な時代がそこまで来ているということです。  

今の時代はもの凄い速さで変化が起きてます。

今まで培ってきたスキルや経験が、一瞬で役に立たなくなってしまう可能性が高くなりつつあります。

もう既に若い世代に教える事が無くなって来ていませんか?

このスピードは今後加速度的に速くなっていきます。

そうなってくると、今までライバルでは無かった若い世代が出世競争の土俵に上がってくることになります。

年功序列がまだ残っていた今までなら、ある程度の勤続年数が過ぎれば出世への扉が自動的に開いていました。

しかしながら、これからはそう簡単に扉は開くことは無くなり、中堅サラリーマンにとって出世は更にしにくい時代へと突入していきます。

会社の痛みは中堅サラリーマンが被る

インターネットの急速な浸透
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また、インターネットの急速な浸透により、従来のビジネスモデルがどんどん崩れ始めています。

このインターネットへの対応が今後の会社の存続の鍵を握ることは明白です。

しかしながら、組織が大きければ大きいほど、既存のビジネスモデルからの脱却は難しくなります。

大企業が生まれ変わる為には、 「予期せぬ部署への異動」「降格」「リストラ」などといった痛みが伴います。

その痛み誰が被ると思いますか?

若い世代はまだ入社したばかりなので、痛みは最小限で済むでしょう。

これから引退する世代も、会社が生まれ変わるまでにはまだまだ時間がかかる為、痛みが発生する前には定年を迎えられるでしょう。

ということは、やはり中堅サラリーマンが割りを食うことになるのは間違い無さそうです。

中堅サラリーマンのお給料は減少傾向

サラリーマンのお給料は減少傾向
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日本は2008年に人口減少に転じ、少子高齢化がどんどん進んでいます。

10年後の2030年には65歳以上の人口は3割を超え、高齢者1人を支えるのに必要な現役世代の人数はとうとう2人を切り1.9人となります。

定年で引退する筈だった世代に頼る必要が徐々に出始めており、引退世代への会社の賃金負担が今後益々増えていくことになります。

また、働き方改革の一貫で「同一労働同一賃金法」が2020年4月に施行されますが、これにより会社の負担は更に増えることになります。

この増加する賃金負担の原資はどこから来ると思いますか?

そうです、皆さんの懐から捻出されます。

今貰っているお給料がすぐには減らなくても、長い目で見れば将来貰える筈だったお給料は間違いなく目減りしていきます。

特に、中堅サラリーマンの皆さんは入社当時まだ残っていた年功序列が脆くも崩れ始めており、ダブルパンチでお給料が上がらないもしくは減っていくことになります。

実際に10年前と比較すると、お給料の増減率は全体では増えているにもかかわらず30代後半から40代は減少しています。

10年間から比べると30代後半から40代は賃金が減少している
労働者全体の月額賃金比較 金額単位:千円(出典:厚生労働省 賃金構造基本統計)

管理職になり仕事が増え責任が高まる割にはお給料は昔ほど増えないということです。  

今後益々増えるのは仕事の責任と社会的責任だけとなります。

出世は割に合わない時代が来ている

出世は割に合わない時代

出世すること自体を目的にしている人は別ですが、これからは出世しにくく、無理に出世するのは割に合わない時代が来ています。

皆さんはそれでも今の会社で出世を目指しますか?

今の会社に残って割に合わない出世競争を繰り広げるくらいなら、その労力を自分の人生を豊かにすることへ振り向けた方が、長い目で見ると断然お得だといえます。

安易に脱サラを進めている訳ではないですが、今ご自身が置かれている状況を冷静に見つめ直して、今後の自分の人生をもっと大切にしてもいいかもしれません。

まとめ

中堅サラリーマン出世は割りに合わない話いかがでしたか?

ますます厳しくなる出世競争、がんばって出世したとしてもお給料は昔の様には増えず、増えるのは責任だけ。

今後のサラリーマン人生、そのまま会社に残ってがんばって出世するのか?それとも同じ労力をかけて他の事に挑戦してみるのか?

自分の大切な人生です。時間をかけて自分が納得のいく人生の選択をしていきましょう。

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