自分のことって意外と分からないよなぁ。
自分のやりたいことが何か分からない。
どうやったら自分のことを知ることが出来るんだろ。
そんな今の自分が分からなくなっている皆さんに、自分の知らない自分を知る方法について解説します。
この記事ではなぜ自分のことが分からなくなるのか解説しつつ、今後どのような行動を取ればよいか具体的に紹介しています。
この記事を読むことで、自分のことを知ることが自分の成長につながる事を理解し、今後の人生の幅を広げることが出来るようになります。
なぜ自分のことなのに分からないのか?
自分の知らない一面は自分ではなかなか気付くことが出来ません。
実は人が意識できる領域はそんなに多くありません。
我々が意識できているのはほんの氷山の一角で、そのほとんどは意識出来ない無意識の領域です。
我々は普段生活しているときその全てを意識することはできません。研究によると90%以上は無意識の領域なのだそうです。つまり、我々は人生のほとんどの時間を無意識に過ごしているということになります。
いま皆さんが「これが自分だ」と思っているものは、実は本当の自分のほんの一部分だったりします。
そもそも人間には多面性があり、そんなに簡単にこれと決めつけることが出来るものでは無いのです。
そんな「自分の知らない自分」を知ることで人はもっと成長の可能性を高めることができるんです。
「知らない自分を知る」ことで成長できる
「無知の知」って知ってますか?
哲学者のソクラテスで有名な言葉です。「自分が知らないことを知っている人は、全てのことを知っているという人よりも優れている」という話に由来する言葉です。
人は全てのことを知ることはそもそも不可能で、知らないことは常に存在しています。
全てのことを知ることが出来ないのだから、全てのことを知っているという人よりも、自分が知らないことを知っている人の方が伸び代があるということです。
このことは、人類の歴史も証明しています。
人類は近代になって、自分たちが無知であることを認めたときから科学が急速に発展しました。この世界は知らないことで溢れていることを知り、それを解明することで今以上に進歩出来ることが分かったのです。未来の成長を確信したことで人類は目覚ましく発展しました。
同じように、無意識の中に存在している「自分の知らない自分」を知ることが自分の成長に繋がります。そして自分が将来成長出来ると確信することで更に成長のスピードを加速させることが出来るんです。
自分の知らない自分を知る方法
みなさんが「これが自分だ」と思っているものを生み出しているものはなんだと思いますか?
それは皆さんの価値観です。そして価値観は、今まで育ってきた環境、所属している組織やグループ、ネットやテレビ・本などで仕入れた知識・情報などが大きく影響しています。
人間は自分の周りの環境に合わせて自分を適応させた結果、今の自分を作り出しているということです。
環境が変わると人が変わったなんてことがよくあるのは、「環境が人を作り出している」からなんです。
なので環境を変えることで「自分の知らない自分」にアプローチすることが出来るようになります。
環境を変える方法は色々とありますが「新しいことに挑戦してみる」「新しい趣味を始めてみる」「旅に出てみる」「付き合う人を変えてみる」「住むところを変えてみる」「仕事を変えてみる」など、自分が出来ることからで構いませんので小さいことから始めてみましょう。
まとめ
「自分の知らない自分」を知る方法いかがでしたか?
今の自分からは想像もつかない自分が、あなたの中にまだ眠っているかもしれません。
「自分はこれだ」とわざわざ自分で自分を縛るのと、自分にはまだまだ可能性があると信じるのとでは、どちらが成長のスピードが早いかは誰でも分かりますよね?
小さいことから環境を変えてみる、そして自分の未来の成長を確信するだけで、飛躍的な成長が可能になります。
ぜひ環境を積極的に変えて「自分の知らない自分」を発見していきましょう。
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